私たちのビジョンについて

私たちが求めるビジョンは単純です。
それは、子どもたちから入りたいと言われる会社になること。
そして、子どもたちが大人になるころ、今より少しでも楽しくてワクワクする良い社会を作っていくこと。
それ以上でも、それ以下でもありません。

私が大人になってしまったからかもしれませんが、私が子どもだったころは、もっと毎日が輝いて見えていました。時代では1980年代、日本経済が頂点に向かって成長していく時期です。子どもだった私にとって、それは当たり前の日常でしたし、そこになぜかと疑問を抱くことも、理由を言語化しようとすることもありません。ただ、毎日がキラキラ感じていました。
今にして思えば、それは、日本全体が一つの目的や目標に向かって突き進むことができていたからなのかなと思います。経済成長によって、世界の中でもどんどん物質的に豊かになっていく中で、誰もが今日よりも明日は良くなると信じられる時代だったからなのかなと。

私が学生だったころ、90年代後半〜2000年代の序盤、すでにバブルは崩壊していました。
とはいえ、バブル以降に学生となった私たちにとって、バブル期の絶頂を知っているわけでもなく、日本はまだまだ豊かでした。名古屋で言えば、栄の街は夜遅くまで人で賑わい、終電間近の地下鉄はいつも満員になっていました。そして、就職氷河期と言われつつ、私たちはみんな、どこかしらの会社に就職し、社会人への第一歩を踏み出し始めました。

私たちが子どもだった時代が良かったわけでもないかもしれません。
人それぞれ、世代によってそれぞれ、自分が子どもだったころの素敵な思い出はあると思いますし、やはり毎日がキラキラしていたのだろうと思います。

ただ、自分が大人になり、40代も中盤に差し掛かってきた今、私たちが子どもだったころの社会のように、大人も子どももみんなが、明日はもっと良くなると信じて前進していたのとは大きく変わったように感じます。
夜に栄を歩いても、22時には人もまばらで、自分が学生だったころのような活気を感じることはありません。終電近くの地下鉄はガラガラで、車内にいるほとんどの人が会社帰りと思われる人たちばかり。

やっぱりすごく寂しく感じますし、それにはいろんな理由があると思います。
娯楽が増えて、街で遊ぶばかりが楽しいことじゃなくなったとか、インターネットやスマホが普及して、人と会っていなくてもコミュニケーション手段が増えたとか、少子高齢化が進み子どもの数が減ったとか。

街で遊ばなくなったのは、私も同じですし、そうしたことが一概に悪いと思っているわけでもありません。ただ、私たちが子どもだったころに比べ、世界経済における相対的な影響力が減少したことで、多くの人たちが共有できる目標・目的が失われてしまったことは感じます。今、主語が日本であれ、家庭であれ、経済状況を語るとき、明日はもっと良くなると自信を持って言える人がどれだけいるでしょうか。
少なくとも、かつて子どもだった時代と比較するとき、私は無責任に明日はもっと良くなるとは言えません。

話が少し変わりますが、私は海外出張によく出かけます。
これまでに40には満たないけど、30はゆうに超えるくらいの国に行っているはずですが、そんな中、お気に入りの国がベトナムです。初めて行ったのは2018年くらいだと思いますが、それからもう何十回も行っていますし、滞在した日数も最も長い国です。それで、そんなにたくさんベトナムに行っているので、いろんな人から「なんで、そんなにベトナム行ってるの?何がそんなに楽しいの?」と聞かれます。
で、近いから、食事が美味しいから、治安が悪くないから、暖かいから、ホテルにこもって集中していても、気分転換に外に出ると異国情緒を感じられるからなど、私なりにいろんな理由があります。

でも、ベトナムが好きな1番の理由は、「自分が小さかったころを思い出せるから」です。
他のASEANの国々と同じく、ベトナムは経済成長が著しい国です。そして、国民全体の平均年齢が30歳になったばかりと、非常に若い人たちが多い国でもあります。労働賃金も右肩上がりなので、みんなが消費にお金を使っています。インフレもすごく、お金を貯めても紙幣価値が下がるから消費したほうが合理的なわけです。だから、いつも街に活気がありますし、多くの人が、「あれも欲しい、これも欲しい、もっと欲しい、もっともっと欲しい」状態です。そして、今日より明日はもっと良くなるという感覚を、国民全体が共有しているように感じます。これこそ、まさに、私が子どものころに持っていた感覚に近く、それを思い出すことができるから好きなんです。

エール名北会計のクライアントは、ほとんどが中小企業の経営者です。
何か自分で事業をしていて、自分の裁量で仕事をすることで、売上や利益を上げています。
自分の裁量といっても、従業員もいればその家族もいますし、取引先もいて、少なからず大きな責任も伴うので、何でもかんでも好き勝手にやっていいわけではありません。とはいえ、やはり経営者だからこそ、中小企業だからこそ、自分で決めて、自分の情熱を傾けられることをやっています。

そして、日本全体の事業者の中、中小企業の占める割合は99.7%、日本全体の従業員の中、中小企業で働く人の占める割合は69.7%です。(独立行政法人 中小企業基盤整備機構HPより抜粋)
つまり、日本経済を支えているのは中小企業であり、その中小企業を支えるのが私たちエール名北会計です。だからこそ、今以上に中小企業が成長していけば日本経済は良くなっていくし、エール名北会計はそれを実現するために、税務だけでなくあらゆる経営課題を解決できるようグループ化しています。
そして、中小企業の経営者が誇りを持って働き、売上をあげ利益をあげ、消費を拡大し、従業員の所得を増やしという循環を回していけば、それを見ている子どもたちを元気にさせることができるかもしれないし、そんなことのできる会社を増やせば、彼ら彼女らが大人になるころに、今よりもっと楽しくワクワクする社会が実現できると思っています。

エール名北会計としても、スタッフ全員が働くことが楽しい会社にしていきます。
スタッフが、いつも会社に行きたいとか、楽しくて仕方ないとえるような会社であれば、子どもたちも早く自分も大人になりたい、仕事したいと思ってくれるかもしれません。私たちが、そうした姿を子どもに見せることができれば、自分の子どもたちかもしれませんし、グループで経営している子ども施設の子どもたちかもしれません、スタッフの子どもたちかもしれませんが、いつかエール名北会計で働きたいといってくれる子たちが増えていくと信じています。

そのために、私たちは常にかっこいい大人であらねばなりませんし、楽しみややりがいを持ち続けられる会社でなければなりません。そんな会社にしていくことが、私たちのビジョンです。

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